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マニュアルの安定に向けての試行錯誤

マニュアル。

ストリートではバニーホップ、180と並んで3大基礎トリックの一つとして並べられるベーシックな技。
前輪をあげて、漕ぎやブレーキによる前後調整を行わず、基本的には重心の前後コントロールで安定を続け進む技。

ストリートトライアル界の巨匠、Ryan LeechのHow To Movieをば。


彼はにやけながら大好きな技だと語るが,この技で前後にも腰を動かすことなくピタッと安定点(スイートスポット)を掴んだ際には、できる人間にしかわからない、えも言われない脳内麻薬物質がジワーッと染み出す快感が待っている。
地味だけど、できた時の達成感がすごいんですの。

マニュアルってどうやるのって、人は日本が誇るストリートMTBチーム TUBAGURAのhow toもとても参考になるので是非みてください。

このマニュアル、MTBでずっと大好きだった技だったんですが本来この手のトリックにめっぽう強いはずのプレイバイクであるInspired SKYEに乗る様になってから、超スランプになった。

さて、10年前はリジッドのMTBで100mでも続いたマニュアルが、10mも続かず、コテン、と終わってしまう。
考えても全く原因が分からない。そのうち、練習するのもめんどくさくなって、長い間完全な苦手意識がついていた。
記憶は都合の良いように改ざんされるというが、自分の記憶もその一つなのか。もともとそんな長距離マニュアル、本当にできたのだろうか。
時間が経つごとに怪しくなってきた。

或いは年をとったからか、やれ普段の行いが悪いからか、はたまたジオメトリの問題なのか。

フレームのジオメトリ設計上、マニュアルに強い影響を与える要素は3つあると考える。
ハンドルの位置:高いと主にフロントの上げやすさに直結する。高くて近い程上げやすい。逆に低く遠い程上げにくい代り、あげてからの安定しやすい?
チェーンステーレングス:フロントの上げやすさと安定の双方に影響する要素。短いほど上げやすく、安定もしやすいと思う。
BBハイト:上げやすさよりも安定度に影響する要素だと思う。同じフロントアップ系の技でも高いとダニエルが安定する代り、マニュアルで安定しにくくなり、バニーホップも高さが出しにくくなる。逆に低くなるとダニエルが安定しにくくなり、マニュアルは安定する。

InspiredのSKYEはBBハイトも+30mmと、70mmやら80mmある今風のトラ車に比べて押さえ目だしチェーンステーも極短い。
ホイールベースは990mmと激短いので、ハンドルが近すぎるのかなぁ、なんてぼんやり考えてもいた。

それが先日、同じ24インチのバイクに乗るストリートトライアルのG氏のマニュアルを眺めていてふと気が付いた。
腰の位置が自分と全然違う。この動画の3分15秒頃を見て欲しい。元々腰を後輪のすぐ上の位置まで低く落とすスタイルの自分からは明らかに高く見えた。




振り返ってよくよく考えると、バイク+人間トータルの質量において、前後の重心がリアホイールの真上にある状態だから安定するのだ。平地においては、正確にはマニュアルは路面抵抗や空気抵抗の減速を受けるので、前方向に緩やかな慣性力が働き、バイクを前に倒そうというモーメントが起きる為、リアハブよりう若干後ろにトータルの重心があるのが理想。

また、更に重要なことに、バイクよりも人間の体の方が圧倒的に思いのだ。
自分は70kgぐらいだが、バイクはわずか10kg。どう考えても重心位置にあたえる影響は体の方が大きい。
実はこれ、が曲者だったのだ。体重が10kg増えると、それだけでバイク一台分、重心の位置は随分変わる。
極端に言うと、太ると以前は安定していたポイントでも簡単にまくれるようになってしまうのだ。

自分がマニュアル全盛期だったころから今迄体重は10kg以上増えている。かつバイクも上げやすくなった。
この掛け算の複雑系の中でポジションの迷子になっていたんだな。

この考えを基に、フロントアップ後の腰の位置を意識して前に持っていくとあら不思議、全く安定度合いが違うやないの。重心を前に持っていくとは、腰の位置を高くしてバイクの角度を立てるか、或いはバイクの確度を変えないならば膝をたたみつつ腰を落とし前に持っていくかどちらか。後者は腰への負担もありそうなので、前者を意識してやった結果が
これだ、1,2,3。




あまり違いは分からんね。実際には100m超えを何年振りかに再達成。

遡れば初めてこの技を練習したのは1992年頃だろうか。
当時のMIYATAのごっついRIDGE RUNNERに長いステムのついた今思えば変態ジオメトリのバイクで、小柄な中学生の私は必死になって練習したものだ。
漕ぎ入れずにどうやったらこんなもの上がるんだ、って最初はまったく理解できず、全力で後ろに重心を移動することで最初に前輪が20センチくらい上がるまでに1年かかったっけなぁ。
そのころからバイクは思いっきり後ろに腰を落としてあげるもの、という癖がついていたのだ。

そしてそれから20kgも増えた結果、体に染みついてるスイートスポットは、今のバイク、今の自分にとっては別物になっていたのだ。

長々と書いてきて何が言いたいのか自分でもわからなかくなってきましたが、要は言いたかったのは、次の3点に集約されましょう。
・バイク+人の体重によってマニュアルのスイートスポットは全く場所が違うので、人それぞれで安定ポイントが異なるということ。ビデオを見て有名ライダーと同じように腰の位置を探っても、同じように安定するとは限らない、ということ。
・今のバイクで初めて新しく練習する人は変な癖がついてない分、とても幸せ。習得まで早いと思う
・マニュアル楽しい、サイコー!

僕の様にかつてできていたのにスランプになった時の脱出のtipsとしては2つだと思う。
・積極的に腰の位置をバイクを立てたり寝かしたり、腰の位置を上げたり下げたり前に出したり後ろに引いたりして、スイートスポットを見つける試みを行う。
・見つけたスイートスポットを忘れない為にも、動画にとる、そして間隔をあげずに練習して体に叩き込む。

あーマニュアルしてえ。


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トクモシコフ

Author:トクモシコフ
自転車歴20年。MTBを中心にストリートトライアル、ロードバイクも楽しんでいます。

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